グルメといえば、代表的な人物に魯山人がいます。
魯山人は「粗末な材料の場合は、その粗末な材料を生かし、良い材料の場合はその良さを殺さぬように、そして良い料理を作ることは人生を明るくするのだ」と言っています。
日本のグルメはこれに凝縮されているのではないでしょうか。
一時は大食いブームなどがありましたが、あれは本来の日本のグルメからは大きく外れています。
素材を生かし、無理や無駄のない料理を作ることこそ、本当のグルメなのでしょう。
ある料亭での話ですが、まだ新米の料理人が大根の皮を捨てたところ、料理長に怒鳴られたそうです。
大根の皮こそうまいのであり、細かく刻んで季節の物と炊き合わせたりすれば立派な料理になるというわけです。
旬のものを大切にして、あるものを大切にすれば、良い料理が出来るという考えです。
高級な食材を使えばよいというわけではなく、無理・無駄を除いて、材料の使い方や取り合わせを考え抜いた料理こそが、本当の料理であり、それが日本のグルメの特徴なのではないでしょうか。
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